'foggy jacquard' wide pants

絵画の壁の描写などで、一見1色に見えるけれど、何色も塗り重ねて構成されている手法を
ジャカードのテキスタイルで表現したシリーズ。
その抽象的な絵柄が霧のようにも見えることから、foggy jacquard と名付けています。

やわらかなウールリネンのような質感となるよう作りましたが、よく見ると、
綿、キュプラ、リネン、アクリル、ウールなど様々な素材が織り込んである、奥行きのあるテキスタイルです。

履きやすいシルエットのツータックワイドパンツ。
無地ライクながら表情のあるテキスタイルが、シンプルで特別感のある装いになります。
滑りの良い裏地がついており、真冬はタイツの上から履いていただいてももたつかず着用できます。
ウエストをやや大きめのお作りにしておりますので、取り外しできるウエスト紐を、
ベルト代わりにキュッと結んで着用いただくのもおすすめです。

生地：群馬県桐生市
縫製：群馬県桐生市

※画像はサンプルのため、お届けする商品とは若干異なることがございます。

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2023 autumn/winter
「静かで、やわらかな」


19世紀末頃に活躍したデンマークの画家、
Vilhelm Hammershøi（ヴィルヘルム ハマスホイ）の
凛とした静けさのある、アンニュイな室内画と、
自身が北欧の冬の室内で感じた「ヒュゲ（デンマーク語で暖かい、居心地が良い」）
をテーマにしたシーズン。

Vilhelm Hammershøiの室内画に出てくる、
ロイヤルコペンハーゲンの古いパンチボウルに描かれる図柄、
ぼんやりとした色の描写や質感、背を向けた女性、
日照時間の短い北欧の冬で、室内にとうそくを灯し過ごす心あたたかな時間に思いを馳せて。